HOME/Facebook広告/SNS集客で競合に勝ち抜くヒント!SNSを上手く活用するための知識

SNS集客で競合に勝ち抜くヒント!SNSを上手く活用するための知識

SNS集客はテレビCMや大々的な広告と比較すると、そこまで多額の費用がかからず、うまくいけば拡散されて話題になり、予想以上に多くの人に注目される可能性もあります。 しかし、ただSNSを始めるだけでは誰にも見られませんし、活用するコツが分からないと、効果を存分に発揮できません。そこで、SNS集客を実施する際に知っておきたい知識について解説していきます。

SNS集客を実施するために大事な3つのこと

SNS集客をおこなうときには、まずつぎの3つの項目を実践する必要があります。

SNSマーケティングの仕組みを理解する

SNSマーケティングとは、一朝一夕に成るものではありません。コツコツ続けて更新していくことで、徐々にファンを増やしていき、徐々にそれを見てくれる人たちを増やしていくものです。 SNSマーケティングの仕組みとしては、いいね!やフォロワーを増やしていく→見てくれるユーザーに親しみを持ってもらう→商品やサービスを購入・利用してもらう、というのが基本的な流れです。 コツコツ続けることが大事とはいっても、ただ闇雲に更新をしていけばよいのではありません。この仕組みを知ったうえで、具体的にどうすればよいかを続けて説明していきます。

ペルソナを設定する

ペルソナとは、宣伝対象をとくに購入・利用すると思われるターゲット像のことです。しかし、これはたとえば「30代男性」といったように、漠然としたものではありません。 性格や価値観などをより具体的に設定することで、プロジェクトメンバー間でのターゲット像も具体化され、認識のズレが少なくなります。これにより、一層顧客を理解・共有することにつながるのです。 ペルソナの設定方法としては、実際の顧客データを調べたり、営業マンに確認したりすることで、とくにどのような属性のユーザーが利用しているのか抽出し、それをもとに考えてみてください。

各SNSの特性を理解する

SNSはそれぞれ、使われ方や特性が異なります。それを理解したうえで適切に活用すれば、よりユーザーから見てもらいやすくなるでしょう。 反対にこれを理解しないまま投稿をおこなっていると、不快感を持たれたり、ブロックされたりすることもあります。集客への活用をお考えのSNSについては、特性を知っておくようにしてください。

各SNSの特性とそれに適した投稿の例

Twitter:リアルタイム感のある内容、面白みのあるコピーや文章 Facebook:画像とともにクイズ形式など興味を惹く内容 Instagram:インパクトのあるきれいな写真

各SNSでファン離れを招きやすい投稿の例

Twitter:面白がらせようとしてスベる Facebook:大したことのない内容を「衝撃の結果!→リンク」など過大広告 Instagram:複数の写真を一気に連続投稿

各SNSの適切な投稿頻度

Twitter:日に複数回 Facebook:週に3~4回 Instagram:日に2~3回

SNS集客のメリット・デメリット

では、SNS集客には具体的にどのようなメリット・デメリットがあるのかをご紹介していきます。

メリット

無料サービスを活用すればコストを抑えられる

無料サービスでとくに広告出稿などをおこなわず、拡散されるようになれば、完全に無料で集客することができます。

ターゲットを絞り込んでアプローチできる

SNSのユーザー層などを知り、ペルソナの属性と合致するSNSで、ペルソナを意識した内容の投稿をおこなえば、それと似たユーザー層に刺さりやすくなります。 また、各SNSの広告機能も広告を表示するユーザーの属性を細かく設定できるので、ただお金をかけて多くの人に広告を表示するより、省コストで購買に至りやすいです。

ファンを獲得できる

たとえば、定期的に役立つ情報や面白い内容を投稿したり、積極的にユーザーとコミュニケーションを取ったりすると、フォロワーや友だちがファンとして定着することがあります。 そうなると、宣伝せずとも定期的に投稿を見るようになり、また「この会社のアカウントが面白くて好きだから、ここの製品を買おう」と、思うようになる可能性が十分にあるでしょう。

デメリット

顧客育成に時間がかかる

前述のとおり、SNS集客は少しずついいね!やファンを増やしていくことで、少しずつ見てもらえるようになるものです。最初はなかなか伸びなくても、根気強く更新を続けることが重要です。

炎上する可能性もある

言い方ひとつで誤解されたり、意図せずとも投稿内容が曲解されたりして炎上する可能性もあります。一度マイナスイメージがつくと、払拭するのに長い時間を要することもあります。

各SNSのユーザー層と特徴

各SNSはどのような属性のユーザーが多いのか、また使われ方や特徴などを解説していきます。

各SNSのユーザー層

Twitter

≪国内ユーザー数≫ 3,500万人以上 ≪年代別ユーザー層≫ 10代:男性16%、女性16% 20代:男性33%、女性36% 30代:男性23%、女性21% 40代:男性19%、女性17% 50代:男性9%、女性9% ≪月間アクティブ率≫ 約70.2%

Facebook

≪国内ユーザー数≫ 2,400万人以上 ≪年代別ユーザー層≫ 10代:男性11%、女性10% 20代:男性27%、女性29% 30代:男性28%、女性28% 40代:男性22%、女性21% 50代:男性13%、女性12% ≪月間アクティブ率≫ 約56.1%

Instagram

≪国内ユーザー数≫ 1,200万人以上 ≪年代別ユーザー層≫ 10代:男性11%、女性13% 20代:男性33%、女性40% 30代:男性27%、女性30% 40代:男性20%、女性11% 50代:男性9%、女性6% ≪月間アクティブ率≫ 約84.7%

各SNSの特徴

Twitter

  • ハンドルネームで登録するユーザーが多く、匿名性が高い
  • 趣味などでアカウントを使い分けるユーザーも多い
  • 趣味やニユースなど情報を受信するツールとして使われることも多い
  • タイムラインは基本的に時系列
  • リツイート機能でカンタンにシェアできるため、拡散性が高い

Facebook

  • 実名登録制で、リアルの友だち・知り合いと交流するユーザーが多い。
  • 情報の発信より受信用のツールとして使われることが多い
  • タイムラインは時系列ではなく、そのユーザーが興味を持ちそうな投稿がアルゴリズム(エッジランク)で制御され、優先表示される
  • リンクのシェアで自己ブランディングをおこなうユーザーもいる

Instagram

  • 写真や動画(ストーリー)を投稿するためのSNSであり、投稿にリンクは貼れない
  • ハッシュタグを使ってほかのユーザーと投稿を紐づけることができる
  • 自分の写真を投稿するための発信ツールとして使われることが多い
  • 写真で自分の趣味などを表現して自己ブランディングをおこなう

まとめ

SNS集客は、まず以下の流れでおこなうことになります。 1. SNS集客について理解する 2. ペルソナを設定する 3. 各SNSの特徴などを知り、ペルソナとユーザー層が合致するSNSで適切な投稿を続けていく 各SNSで評価されやすい投稿を学んだり、また自社に関する投稿を検索(エゴサーチ)して、そのユーザーの疑問やクレームに関してフォローしたりするのもよいでしょう。 最初はなかなか友だち(フォロワー)が増えない、反応がもらえないかもしれませんが、コツコツ続けることで、いずれ大きな宣伝効果を発揮する可能性は十分にあります。

こちらの記事をお読みの方におすすめのダウンロード資料

Facebookマーケティング
プロフェッショナルガイドブック

Facebook広告は、高精度なターゲティングと配信最適化機能を持つFacebookの広告配信プラットフォームです。
友達や家族とつながり、写真や動画、近況を共有(シェア)できる世界最大のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)であるFacebookを基盤とした、 高いターゲティング精度やリーチ数の多さが特徴です。

資料をダウンロードする

ライタープロフィール

勝原 潤
勝原 潤株式会社ウィニングフィールド 代表取締役
富山県出身。通信機器の販売代理店~エンタメ・雑誌・広告業界~外資系広告代理店のデジタルマーケティング部を経て起業に至る。現在は中小企業・店舗、物販通販事業者、個人事業主を中心にWebの広告運用代行事業やWebコンサルティングとWebマーケター養成講座の開講、動画コンテンツ販売などを展開中。

<認定資格>
Yahoo!リスティング広告認定プロフェッショナル
Google Partner(Google AdWords 認定資格)
Googleインドアビューセールスパートナー

RECOMMENDこちらの記事も人気です!