【効果を出すコツもご紹介】YouTube広告の料金や出稿方法は?
インターネット動画サービスの代表格である「YouTube」。年齢や性別に関係なくさまざまなユーザーがYouTubeで動画視聴を行っており、利用者数は2018年12月時点で6200万人を突破しています。これは日本国内のSNS系サービスでは「LINE」に次ぐ数字で、企業が自社商品やサービスなどの宣伝を行うツールとしても、YouTubeは大きな魅力を持っています。 そんなYouTubeで動画を出稿できるサービスが「YouTube広告(True View広告)」です。YouTube広告に動画を出稿すれば、テキストや画像よりも高い訴求力を持つ動画で、ユーザーに自社商品やサービスなどの宣伝、ブランディングなどを行えます。 しかしYouTube広告に今から出稿したいと思っている企業様は、「YouTube広告の料金体系や、そもそも出稿手順も分からない・・・」とお困りの場合もあると思います。YouTube広告出稿を検討している場合、その料金体系や出稿方法などを前もって理解しておくとスムーズに出稿作業ができます。 そこで今回はYouTube広告の料金体系や相場、出稿方法などを解説。最後にYouTube広告で大きな効果を上げるコツもご紹介するので、「YouTube広告の料金体系や相場、出稿手順を理解したい」、「YouTube広告で効果を上げるには一体どうすればよいのか知っておきたい」という方はぜひご覧ください。

YouTube広告の料金はどれくらい?

YouTube広告は、主に企業が自社で制作した動画広告をYouTubeで流して宣伝効果を得るサービスです。ここで気になるのが「YouTube広告で動画が再生された場合、どのタイミングで課金されるのか?」という点です。 結論から言ってしまうと、YouTube広告では動画がクリックされたときではなく、視聴単価というもので課金を行います。 視聴単価の対象になるのは、
  • 動画が30秒以上再生された場合
  • 30秒未満の動画は全部再生された場合
  • 動画がユーザーのYouTube視聴画面に表示された場合
  • 動画広告中の関連リンクなどがクリックまたはタップされた場合
こんな感じです。後ほど広告の種類や料金相場なども含めて詳しく解説していきます。 またYouTube広告に動画を出稿する際は、映像制作料金もかかります。 自社で1から映像制作をする場合は、カメラなどの機材や動画編集ソフトの初期投資で数万~数十万は見積もっておいた方がよいでしょう。また「自社で映像を制作するノウハウや人手が足りない・・・」といった場合は映像制作会社に仕事を依頼することになりますが、映像制作会社に動画制作依頼すると10万~20万円ほどのコストがかかります。 特に映像制作会社に依頼する場合、例えば数分のショートムービーであればコストを抑えられますが、それよりも長い動画を制作して欲しいという希望がある場合は、さらにコストがかかってしまいます。また特殊効果をつけたいなど、クオリティを重視する場合にはもっとコストがかかるので注意が必要です。

YouTube広告の種類、それぞれの料金は?

YouTube広告で動画を出稿する方法には、次の3つがあります。
  • インストリーム広告
  • ディスカバリー広告
  • バンパー広告

インストリーム広告

「インストリーム広告」は、最もYouTubeでなじみ深い動画広告配信形式です。動画の再生前か再生中、再生後のいずれかでユーザーの視聴画面に動画広告が流れます(ユーザーの視聴している動画が10分など長いものだと、複数回動画広告が流れることもあります)。 課金タイミングは、「動画広告が30秒以上再生されるか(30秒未満は全部再生された場合)、動画広告内WebサイトなどのURLリンクがクリックされたとき」です。ユーザーは再生開始から5秒経過したらスキップボタンでインストリーム広告をスキップできるので、興味のあるユーザーだけにリーチできるメリットがあります(30秒未満にスキップされた場合、料金は発生しません)。 料金相場としては、「1再生当り数円~20円」ほどです。コンバージョン目当てなど、ピンポイントな動画広告には必ずしもお金をかける必要性はありません。ただし「ブランディング目的で動画広告配信したい」という場合は、どれだけのターゲットユーザーに自社のことを知ってもらえるかが鍵なので、多めに予算確保しておくとよいでしょう。

ディスカバリー広告

「ディスカバリー広告」はいわゆる「ディスプレイ広告」のようなもので、ユーザーのYouTube動画検索画面や視聴画面などに動画広告バナーを設置する方法です。 課金タイミングは「動画がクリックされてから視聴されたとき」で、動画出稿時にキーワード選定などを行い、ユーザーが動画をキーワード検索したときに上位表示されクリックされるかがポイントになります。表示されるバナーにもこだわりたいところですが、カスタマイズしてバナーを作りたい場合はGoogleに連絡しないといけないので注意しましょう。 ディスカバリー広告の料金相場は「1再生当り10円前後」です。広告効果を測定しながら、適切な料金設定を行うサイクルを絶えず回しておきましょう。

バンパー広告

「バンパー広告」は、日本を始め世界一部の地域で利用可能な動画広告配信形式です。6秒以内の動画広告を、スキップできない状態でユーザーに配信します。 6秒以内でユーザーにアピールできる動画を制作する必要がありますが、インストリーム広告と違いスキップする手間がなく、すぐに再生が終わるのでユーザーに煙たがられにくい動画広告形式だとも言えます。また映像制作も6秒以内なので、時間も取られにくく外注する場合もコストを安く抑えられます。 ちなみにインストリーム広告にもバンパー広告と同形式の動画広告配信タイプがあります。こちらは15秒未満で動画配信を行い、スキップも不可能です。 こういった強制再生形式の動画広告の課金タイミングは再生回数ではなく、「動画がユーザーに表示された数(CPM) 」 になります。CPMでは1000回ごとに課金が行われ、料金相場は300~700円ほどが1つの目安ですが、YouTube動画広告の中では最も料金の振れ幅が大きいです。 その特性から、バンパー広告はブランディング目的の動画広告に適しています。配信結果を分析して効果測定を行い、地道に配信量を調整するのがポイントです。

YouTube広告の出稿方法

ここからは、実際にYouTube広告を出稿する方法をご紹介していきます。
  1. 動画を制作する
  2. YouTubeにアップロードする
  3. Google広告で動画広告を設定する

1.動画を制作する

まずは動画を制作します。動画制作時はまず「自社で動画を制作する時間やリソースがあるか」をしっかり確認して、自社制作にするか映像会社に制作代行してもらうか決めましょう。 料金も重要ですが、それ以上に「料金以上のCM効果が発揮できたか」がポイントです。その点を忘れずに動画制作方法を決め、インパクトのある受けのよい動画を制作しましょう。

2.YouTubeにアップロードする

次は制作した動画をYouTubeにアップロードします。パソコン版YouTube右上にあるカメラ上のアイコンをクリックするとアップロード画面にアクセスできるので、指示に沿って動画をアップロードします。

3.Google広告で動画広告を設定する

YouTubeに動画をアップロードし終えたら、次はGoogleの広告配信管理サービス「Google広告(旧Google Adwords)」に動画をリンクさせて、各種設定を行います。Google広告から設定ができることからも分かるように、Youtube広告はGoogle広告のサービスの一部のような扱いになっています。 まずGoogle広告にログイン後、左側「キャンペーン 」メニューをクリック。表示された青い「+」アイコンをクリックして、新しいキャンペーンを制作します。 そして画面指示に従い、動画広告配信の目的や入札単価、アップロードした動画のURL、広告内でリンクしたいWebサイトなどのURL、動画配信タイプなどを決めていきます。

高い広告効果を出すためのコツ3つ

ここからはYouTube広告で高い広告効果を出すためのコツを、3つご紹介していきます。
  • 目標やターゲットユーザー設定をしっかり行う
  • 目的に合ったアピール性の高い映像を制作する
  • 分析を行い、PDCAをしっかり回す

目標やターゲットユーザー設定をしっかり行う

YouTubeで動画広告を出す際は、事前の目標決めやターゲットユーザー設定が重要です。ここがぶれているとやみくもに動画広告を配信しているだけになり、CM効果が薄れてしまいます。 事前の目標は、「YouTubeに動画を掲載することで、ターゲットユーザーに自社の商品を500個購入してもらい、全体の商品売上を前年度比20%増加させる」など、効果測定しやすいように細かく設定しておきましょう。 またターゲットユーザーは、「この地域に住む20~30代のおしゃれに気を使い、OL女性向けファッション雑誌をよく読む会社勤めの女性」など、こちらも細かい属性設定(「ペルソナ」設定)を必ず行いましょう。

目的に合ったアピール性の高い映像を制作する

YouTube広告はテキストや画像よりも情報量を増やして、ダイナミックなアピールができる動画を利用できるのがメリットです。しかしただ日常の風景を切り取っただけのようなありふれたテーマ性の動画は分かりにくく、視聴者が少なくなってしまいます。 例えば桜を使った食品であれば和風を前面に出すなど、アピールしたいものに合わせた魅力的な動画を制作する必要があります。ユーザーに最後まで見てもらえるような、飽きられない動画を制作してアピールしましょう。

分析を行い、PDCAサイクルをしっかり回す

YouTube広告は動画を制作後配信して終わり、ではありません。配信後は分析ツールでクリックや再生回数などをチェックして、CM効果がどれだけあったか確認しながら改善点洗い出しをする必要があります。そして改善点などをもとにさらに効果の高い動画制作プランを立てて実行するといった、「PDCAサイクル」を回しながらの広告配信が重要です。 DPCAサイクルを回すことで動画の質も上がり、さらに訴求力の高い動画配信ができるようになるでしょう。

まとめ

今回はYouTube広告の料金体系や相場、出稿方法や、大きな宣伝効果を上げるコツもご紹介してきました。 YouTubeはユーザー規模も大きく、リーズナブルに出稿できる魅力から中小規模の企業でも活用が広がっています。YouTube広告に出稿するときは動画時間なども考えて、適切な方法で動画制作を行ってください。そしてブランディングならばCPMのバンパー広告を使ってみるなど、適切な動画配信タイプを利用すれば、最低限の費用で最大限のCM効果が挙がるでしょう。 ぜひ本記事も参考にしながらYouTube広告の料金体系を理解して、効果的な広告配信を行ってくださいね。

 プロフィール:businessofd

 ウェブ制作やウェブマーケター、ウェブライターとしても活躍。 新しいITニュースが出れば即ググって徹底的に調べるITオタクの一面も。 ずっと読まれる分かりやすい記事を希求し続けている。
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