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2019.12.09

国内大手検索エンジンYahoo! JAPANの広告サービスの紹介

国内大手検索エンジンYahoo! JAPAN。

Yahooが提供しているサービス「Yahoo広告」についてお伝えしていきます。

今回は、Yahoo広告を出したいとお考えの方には、最低限知っておかなければならないポイントをわかりやすくまとめました。広告を出したい方、いずれ出そうと考えている方もぜひ参考にしてみてください!

Yahoo広告とは

Yahoo広告とは、その名の通りYahooが提供しているインターネット広告サービスのことになり、Yahoo! JAPANを始め、Yahoo! JAPANが提携している他の大手サイトに広告を掲載することができます。月間アクティブユーザーは、スマートフォンでは国内主要メディアにおいて最大級、PCでは国内主要メディア圧倒的No.1で、スマホでは90%、PCでは75%のユーザーに接点を持てる広告になります。

Yahoo広告の種類

Yahoo広告の種類は2つあります。

・スポンサードリーチ(リスティング広告)

・Yahooディスプレイネットワーク(ディスプレイ広告)

(*Twitter広告は2019年7月に提供を終了)

スポンサードリーチ(リスティング広告)

スポンサードリーチは、Yahoo! JAPAN上で検索した際に、その検索キーワードに連動して広告が配信され、Yahoo! JAPANの検索結果画面やその他大手の提携サイトの表示される広告方法になります。スポンサードリーチは簡単に言いますと、検索連動型広告のことです。

Yahooディスプレイネットワーク(ディスプレイ広告)

Yahooディスプレイネットワークは、ユーザーが閲覧している、また閲覧していたWebサイトなどのコンテンツに関連のある広告が配信され、Yahoo! JAPANや提携しているサイトの検索結果の表示される広告方法です。Yahooディスプレイネットワークの場合は、興味関心連動広告になります。多才なターゲティング方法があるため、特定のユーザーに対しての広告配信が可能になります。

ピンと来ない方は一度自分自身でYahoo! JAPANで検索してみて、検索結果画面に表示される広告をご確認してみてください。

Yahoo広告とGoogle広告を比較

「Yahoo広告」と似ている広告が「Google広告」になります。

違いを4つの点で比較してみました。

広告配信先サイト

Yahoo広告とGoogle広告では広告配信できるサイトが違います。

Yahoo広告:「GYAO!」「excite」「All About」「毎日新聞」など

Google広告:「YouTube」「livedorr」「goo」「biglobe」など

これらの広告配信先の中でもっとも違うのは、動画広告の配信先になります。

利用者や利用時間は、YouTubeがGYAO!を圧倒的に上回りますが、PCでの閲覧はGYAO!が多い傾向になります。広告内容によってはGYAO!が有利になります。

広告配信地域

広告配信先サイトも違いますが、配信先地域にも違いがあります。

Yahoo広告:日本国内のみの広告配信

Google広告:海外にも広告配信可能

こちらも広告したい内容やターゲットとするユーザーによってどちらが有利が決まってきます。

使用しているユーザー

Yahoo広告とGoogle広告では年齢層や性別、デバイスなどユーザーに違いがあります。

Yahoo広告:女性が多い、40代以降が多い、PCも多い

Google広告:若いユーザーが多い、PCよりスマホが多い

「Android」を開発しているのがGoogleなため、スマホユーザーが増える傾向にあります。

ターゲットを明確にしていくことが広告効果アップにつながります。

広告表示オプション

スポンサードリーチには、メインのテキスト広告以外にも、様々な情報をオプションとして表示できます。Yahoo広告とGoogle広告では、この表示できる広告にも違いがあります。

Yahoo広告:「クイックリンク」「電話番号」「テキスト補助」

Google広告:「サイトリンク表示」「電話番号」「住所表示」「価格表示」「レビュー」など

Yahoo広告で行える「クイックリンク」「電話番号」「テキスト補助」はGoogle広告でもオプションとして表示できます。「住所表示」「価格表示」などはGoogle広告でしか使えないオプションになっています。シンプルな形がお好みの方はYahoo広告がオススメです。

Yahoo広告の始め方

Yahoo広告の始め方をわかりやすく6つのステップでご紹介します。

①「フォームより申し込み」

②「アカウント開設」

③「広告作成」

広告作成には4つの作業が必要になります。

・キャンペーン作成

・広告グループ作成

・キーワード作成

・広告文作成

④「配信設定」

⑤「広告の入金設定」

⑥「広告審査」

以上6つのステップを終えると広告掲載を始めることができます。

Yahoo広告の料金形態

Yahoo広告の料金体系は「クリック課金型」になります。

ユーザーが広告をクリックした(広告主のホームページに来訪があった)際に広告料金が発生します。言い換えると、広告が表示されてもその広告がクリックされなければ、料金は発生しないということになります。クリックされた際に発生する料金の上限は、自由に設定でき、「クリック料金×クリック回数」が実際にかかる広告料金になります。クリックされた際に発生する料金が高ければ高いほど、上部の目立つ位置に広告が表示されるため、広告予算を考えた上でクリック料金をお決めください。

*スポンサードリーチとYahoooディスプレイネットワーク両方クリック課金型になります。

メリット・デメリット

メリット

1,初めてでも安心

Yahoo広告には、広告を始める前に個別カウンセリングを受けることができます。専門用語や費用などを、専門スタッフがわかりやすく無料で説明してくれます。そして、初期のサポートだけではなく広告運用後も、広告効果をあげるアドバイスや設定を行ってくれます。今まで広告を出してことのない方でも、安心して広告掲載をスタートすることができます。

2,ユーザ数・PV数

Yahoo! JAPANのスマホの月間アクティブユーザー数は国内主要メディアにおいて最大級で、スマートフォンユーザーの10人中9人に接点が持てます。月間平均ページビューは403億2,600万pvになっています。PCの場合は月間アクティブユーザー数は約2,000万で、PCユーザーの10人中7人に接点を持てます。月間平均ページビューは150億2,580万pvです。広告はユーザーに見てもらってスタートします。ユーザーの多さやPV数の多さは広告することにあたっては必要不可欠になります。(2018年1月現在)

デメリット

1,Google広告

二大検索エンジンはYahooとGoogleになります。

そのため、ユーザーの中にはGoogleを検索エンジンとして使っているユーザーもいます。

多くの人に見てもらいたい広告では、大手のライバルの存在はデメリットになります。

2,年齢層を理解することが必要

Yahoo! JAPANは40代以降のユーザは多いのですが、40代以降に比べると20代、30代のユーザー数は少ない傾向になり、Googleに多い傾向にあります。広告する商材やサービスによっては、デメリットにはなりませんが、若者中心に広告配信したい場合は注意が必要になります。

(2018年1月現在)

まとめ

今回はYahoo広告についてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?「Yahoo広告」のことはもちろん、「Yahoo広告」と「Google広告」の違いを理解しておくことは広告を出していく上で非常に大切になってきます。そして、広告したい商材とサービスはYahoo広告で効果的に配信できるかを検討することも大切になっています。

あなたも一度は目にしたことがあるYahoo広告は、ネット広告の中でも主流になっておりますので、少しでも早く広告での効果を出してみてください。

ライタープロフィール

勝原 潤
勝原 潤株式会社ウィニングフィールド 代表取締役
富山県出身。通信機器の販売代理店~エンタメ・雑誌・広告業界~外資系広告代理店のデジタルマーケティング部を経て起業に至る。現在は中小企業・店舗、物販通販事業者、個人事業主を中心にWebの広告運用代行事業やWebコンサルティングとWebマーケター養成講座の開講、動画コンテンツ販売などを展開中。

<認定資格>
Yahoo!リスティング広告認定プロフェッショナル
Google Partner(Google AdWords 認定資格)
Googleインドアビューセールスパートナー

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