YouTube広告の種類と効果測定で見るべき指標

YouTubeで動画を視聴していると、広告が表示されることがあります。

この広告には、ディスプレイに表示される広告や5秒間再生後にスキップ可能な広告(以前のTrueViewインストリーム)などの種類があり、それぞれ特徴があります。

今回は、YouTube広告の種類や動画マーケティングの効果測定で見るべき指標を紹介します。

YouTube広告の種類

YouTube広告

YouTubeには6種類の広告フォーマットがあり、パソコン・モバイル端末などプラットフォームによって表示される種類が決まっています。

ディスプレイ広告

動画の右側、おすすめ動画一覧の上に表示されます。プレーヤーが大きい場合、プレーヤーの下に表示されることも。パソコンのみ表示されます。

オーバーレイ広告

動画再生画面の下部20%に表示される、横に細長い半透明の広告です。パソコンのみ表示されます。

スキップ可能な動画広告

広告が 5 秒間再生された後、広告をスキップするか残りの部分を見るか視聴者が選べます。動画本編の前後や途中に入れられます。

以前の TrueView インストリームであり、パソコン・モバイル端末・テレビ・ゲーム機で表示されます。

スキップ不可の動画広告

15~20秒ほどの広告を最後まで再生しないと、動画を視聴できません。

動画本編の前後や途中に入れられます。パソコン・モバイル端末で表示されます。

バンパー広告

最長 6 秒のスキップ不可の動画広告です。最後まで再生しないと、動画視聴はできません。

バンパー広告とスキップ可能な広告が連続再生されることもあります。パソコン・モバイル端末で表示されます。

スポンサーカード

動画で紹介する商品・サービスなど、動画に関するコンテンツを表示できます。

動画右上にカードのような形で表示され、サイズは様々です。パソコン・モバイル端末で表示されます。

YouTube広告のメリット・デメリット

YouTube広告には、次のような優れた点と、知っておくべき注意点があります。

メリット

リスティング広告のメリット

ユーザー数が多い

日本でのYouTube利用者数は、2017年には18~64歳のネット人口の82%が視聴し、月間ログイン視聴者数は6,200万人と、多くの人が見ています。

これだけ多くの人へアピールできるため、YouTubeへの広告出稿は効果が高いです。

費用対効果が高い

「スキップ可能な動画広告」ならスキップされると料金は発生しないため、商品・サービスに興味のあるユーザーにのみ配信できます。一定時間はかならず見てもらえるのもメリットです。

また、「年齢・性別・好み・時間帯」などを設定し、自社商品の潜在顧客層に絞って配信できます。ターゲットと異なる層へは配信されないため、ムダがありません。

自社サイトへすぐ誘導できる

動画内に商品サイトへのリンクを表示できるため、興味を持ったらすぐアクセスして詳しい商品情報を見せ、購買行動を起こさせることができます。

テレビCMや雑誌広告では、サイトや申込みページへの誘導がまず大変ですが、動画広告ならスピーディーにおこなえます。

他サイト閲覧中にも広告を表示できる

リマーケティング機能により、ターゲット設定したユーザーを追跡し、YouTube視聴中やAdWordsと連携した他サイトを閲覧中にも、広告を再配信できます。

同じ広告を何度も見せ、購買意欲をかきたてます。ターゲットは、「特定動画の視聴者」や「動画広告の一定時間視聴者」などを設定可能です。

デメリット

リスティング広告のデメリット

スキップされると見てもらえない

「スキップ可能な動画広告」では、最初の5秒で興味をひく動画にしないと、スキップされてしまいます。潜在顧客層へ配信しても、見てもらえなければ効果は出ません。

動画作成~配信に手間と費用がかかる

約5秒間で印象に残り欲しいと思わせる、高品質な動画を作る必要があります。

ターゲットが何に魅力を感じ、反応するか。どうしたら購買行動をうながせるか。分析し、動画制作会社と意思疎通しながら作るため、コストがかかります。

ターゲットを適切に設定するのも重要です。配信対象をまちがえると、成果につながりません。

さらに、出稿するための審査に数日かかることもあり、承認されなかったら修正し、再審査を受けなければなりません。

ネガティブイメージになる場合がある

動画広告はユーザーが観たい動画の前に強制的に再生されるためストレスになり、ネガティブイメージをもたれることがあります。

イメージ回復は簡単ではないため、入念に検討してから配信する必要があります。

また、過去には広告主の意図しない不適切な動画に広告が流れるといった問題が起きたこともありました。

ただ、現在Googleでは機械学習を用いて、暴力などの不適切動画をなくすシステム作りに注力しています。

YouTube広告の効果測定の指標

解析

YouTubeへ広告出稿したら、効果測定や分析をおこない、改善につなげるのが重要です。主に次の項目をチェックすると、広告の効果がわかります。

YouTube広告レポートは、次の2ヶ所から確認できます。

  • YouTubeクリエイターツール(「アナリティクス」→「広告」)
  • YouTubeStudioベータ版(メニューの「アナリティクス」→「収益の獲得」→「広告の種類」)

表示回数

ユーザーに広告が表示された回数です。多いほどたくさんの人に見られており、認知につながります。

視聴回数

動画が最後まで再生された、広告がクリックされたなど、広告が有効にはたらいたとされる行動をユーザーがおこなった回数です。

広告の効果を知るための重要な指標で、料金も発生します。

視聴率

表示回数に対する視聴回数の割合で、視聴回数/表示回数×100で計算されます。ユーザーが広告にどのくらい興味をもったかがわかります。

興味をひかない広告はすぐスキップされるため、視聴率は低いです。その場合、興味をひくような内容に修正する必要があります。

再生率

何人の人が動画の25%まで再生したか?など、視聴された割合を再生時間で区切って確認できます。

動画内容の修正に役立つ指標で、例えば再生時間40%以降に視聴者が減っている場合、半分以上観てもらえるよう改善するなど、修正の方向を決められます。

チャンネル登録者数

動画を配信するアカウントに興味のあるユーザーが登録するものなので、宣伝効果の重要な指標になります。登録者数が多いほど、認知度も高いです。

視聴単価

1回の視聴にかかった費用で、これが低いほど広告の費用対効果は高いです。

広告枠はオークション形式の入札なので、入札単価が最も高い広告が配信されます。競合が多いジャンルは、視聴単価が高いです。

まとめ

YouTube広告には種類があるため、自社商品・サービスに合うものを選べます。

宣伝・知名度アップや売上アップに、動画マーケティングは効果的です。スマートフォンやタブレットは進化し続け、動画広告はますます注目されるでしょう。

Web広告や動画広告では、広告ごとのメリット・デメリットを知り、目的に合った広告を選ぶのが重要です。

ただ、登録はしたものの運用方法がわからない、成果が出ないケースは多いです。コストをかけて出稿しているのに結果が出ないのは、非常にもったいない状態です。

そのような場合、Webマーケティングのプロによる運用代行で、成果を実現できる可能性が高いです。Webマーケティング成功のため、事業に合った最適な戦略の提案・サポートが可能です。

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