リスティング運用者は知らなきゃまずい!Yahoo!広告における絞り込み部分一致終了のお知らせ
リスティング運用者は知らなきゃまずい!Yahoo!広告における絞り込み部分一致終了のお知らせ
2021年6月よりYahoo!広告の「絞り込み部分一致」は「フレーズ一致」へ統合することが決まりました。
どうも、ウィニングフィールドです。
GoogleやYahoo!でのリスティング運用をするにあたり検索キーワードに対して、どこまで広告を表示させるかは悩みの種かと思います。
中でも「絞り込み部分一致」は費用対効果が高く、広告運用の初心者だけでなく上級者に至るまで、活用する機会の多いツールだったかと思います。
しかし、2021年2月Googleが発表したマッチタイプのアップデートを皮切りに、
ヤフー株式会社は2021年6月に「絞り込み部分一致」を「フレーズ一致」へ統合すると発表しました。
今回は【4つのマッチタイプ】の使い分けと変更点について、また変更において今後できる対策についてご紹介いたします。
広告運用初心者の方にもわかりやすく解説していますのでぜひ、参考にしてみてください。
4つのマッチタイプとは?
従来、検索キーワードに対して広告の掲載範囲を決める際、4つの【マッチタイプ】を使い分ける必要がありました。
引用画像:Yahoo!広告『マッチタイプの変更について』より
マッチタイプは、
【完全一致<フレーズ一致<絞り込み部分一致<部分一致】
の4種類あり、右に行くに従ってリーチは増えていきます。
たとえば「硬式テニス ボール」というワードで広告を打ちたいとします。
完全一致は【完全に一致するキーワードを検索した人】のみ広告が掲載されます。
(「硬式テニス ボール」と検索した人)
フレーズ一致は【検索語句が同じ語順で検索した人】のみ広告が掲載されるもので
「硬式テニス ボール 安い」には表示されますが、「硬式テニス 軟式テニス ボール」など、登録語句と同じ語順で検索しなかった場合などには表示されません。
部分一致は【類義語や関連する語句で検索された場合】に表示がされるので
「硬式テニス ボールホルダー」や「軟式テニス ボール」などの語句で検索した人にも広告が表示されてしまいます。
今回使用できなくなる絞り込み部分一致とは、部分一致をより絞り込むためのツールでした。
しかし、絞り込み部分一致がフレーズ一致に統合されることにより、
【フレーズ一致のリーチ拡大が以前より見込めるようになります】
引用画像:Yahoo!広告『マッチタイプの変更について』より
今までフレーズ一致は「同じ語順で検索した人のみに広告が掲載される」というものでした。
これからは「語順によって意味が変わらないのであれば、語順にこだわらない」という変更がされます。
これにより運用者は
よりシンプルになったマッチタイプを使い分ける必要がなくなり、
運用工数を削減することができる
ようになったということです。
今後どうしていくべき?
マッチタイプにおける変更を受けて今一度
・検索語句のマッチタイプ確認や
・除外キーワードの設定
を改める必要があります。
絞り込み部分一致とフレーズ一致で同じ内容のキーワードを登録していませんか?
キーワードが重複していると、結果にばらつきが出る可能性があります。
また、移行期間内での広告出稿の際はフレーズ一致で行いましょう。
今回の変更は非常に重要なアップデートになるかと思います。
アップデートが適用される前にキーワードとマッチタイプを改め、柔軟に対応できると良いですね。
Google広告における変更点に関しましては
弊社のGoogle広告運用代行を担当しておりますスタッフの解説動画をご覧ください。
【Google広告の超重要 最新アップデート情報(3:19~】